新規事業への転職|本気の部署を見抜く4つの確認と、出身別に問われる経験

新規事業の部署への転職で、求人の本気度を予算・撤退基準・決裁者・既存事業との関係の4つで確かめる方法を、応募前に読めることと面接で聞くことに分け、出身職種ごとの経験の言い換え方とあわせて対話形式で解説します。

この記事でわかること

  • 求人の本気度は文面の熱量ではなく、予算・撤退基準・決裁者・既存事業との関係の4つで見極める
  • 予算と決裁者は応募前に求人票や会社の開示で見当をつけ、4つは面接の後半からオファーの前までに直近の判断を例にして聞く
  • 編集部の見立てでは、問われやすいのは0→1の肩書きより、目的から効果の確認までを切れ目なく回した経験

どろん先輩

PM・企画職専門の転職エージェント「ネコノテキャリア」の中の人。オブラートに包まない物言いが持ち味で、相場も裏事情も聞かれれば正直に話す。少し口が悪い。

はじめ

メーカーの事業企画部で、既存事業の予算管理と中期計画づくりを担当して5年目。社内の新規事業の公募には通らず、社外の新規事業ポジションへの転職を考えているが、求人がどこまで本気なのか見分けられずにいる。

目次
  1. 新規事業の求人は「本気度」で中身が変わる
  2. 本気度を見抜く4つの確認|予算・撤退基準・決裁者・既存事業との関係
  3. 4つの確認を面接で聞く質問と、答えの読み方
  4. 出身職種ごとに問われる経験と、言い換え方
  5. 応募の前に、今の仕事を検証の記録に直す
  6. 参考データと出典
  7. よくある質問

新規事業の部署やポジションへの転職では、求人の文面の熱量より、事業を続ける仕組みをどこまで決めてあるかで、入社後の仕事が変わる、と編集部は見ています。予算の出どころと期間、撤退基準、決裁者、既存事業との関係の4つのうち、予算と決裁者は応募の前に求人票や会社の開示で見当をつけ、撤退基準と既存事業との関係は面接の後半で直近の判断を例にして確かめ、自分の経験を「検証を回した記録」として説明できれば、内定を受けるかを決める基準と選考で話す材料がそろいます。0→1の経験が無くても、既存事業で目標を決めて実績と比べてきた企画職やコンサルの経験は、その記録の材料にできます。

新規事業の求人は「本気度」で中身が変わる

はじめ(メーカーの事業企画5年目)

どろん先輩、社内の新規事業の公募に2回出して、2回とも通りませんでした。それなら社外の新規事業ポジションに転職しようかと。ただ、求人を見るとどこも「0→1を一緒に」のように書いてあって、違いが分からないんです。

どろん先輩

違いは求人の文面には出にくいです。文面は採用のために書かれるので、熱のこもり方はどこも似てきやすい。見るのは熱ではなく仕組みのほう。お金がいつまで出るか、やめる条件を先に決めてあるか、誰が決めるか、本業とぶつかったときにどちらを取るか。この4つを決めてある部署と決まっていない部署では、同じ「新規事業」でも入社後にやる仕事が大きく違う、と編集部は見ています。

はじめ

4つが決まっていないと、どうなるんですか。

どろん先輩

編集部の見立てですが、決まっていない部署の仕事は「事業をつくる」より「事業を続けてもらうための社内説明」に寄ります。予算会議のたびに存続を説明し直す、決裁者が変わるたびに方針が変わる。それも仕事ではありますが、転職してまで取りにいきたい経験かどうかは別の話です。

はじめ

会社が「人が足りない」と言っているなら、体制も整っていると思っていました。

どろん先輩

そこは、つながりません。公的な調査を1つ出すと、IPA の「DX動向2025」では、DX に取組んでいると答えた日本企業のうち、DX を進める人材の「量」が「やや不足」「大幅に不足」と答えた企業が合計85.1%でした。同じ報告書で、日本は「新規製品・サービスの創出」で成果が出ている割合が米国・ドイツより低く、「取組んでいない」という回答の割合も高いとされています。

どろん先輩

DX の調査なので、新規事業全般の統計ではありません。それでも読み方の参考にはなります。「人が足りない」という声と、新規事業を続ける体制があることは、別々に確かめる必要がある。求人が出ていることは、前者の材料にしかなりません。

はじめ

採用の予算が付いているなら、事業の予算も付いていると考えていいですか。

どろん先輩

そこは分けて聞いてください。採用の予算が付いていることは材料の1つですが、採用の予算と事業の予算は、別の財布で決まっていることもあります。そこを分けて聞けるかどうかで、入ってから任される仕事が変わります。

本気度を見抜く4つの確認|予算・撤退基準・決裁者・既存事業との関係

はじめ

4つを順番に教えてください。まず予算から。

どろん先輩

予算は金額より、出どころと期間を聞きます。全社の投資の枠から出ているのか、ある事業部の利益から出しているのか。期間は単年度ごとの見直しなのか、数年分の枠があるのか。事業部の利益から出ている予算は、その事業部の業績が落ちた年に削られやすい形をしています。

はじめ

削られやすい形、というのは。

どろん先輩

事業部長から見れば、自分の部の利益で、まだ売上の無い事業を養っている形になるからです。本業の数字が苦しい年に、その費用を守る理由を説明するのは難しい。会社の善し悪しではなく、お金の流れ方の話です。

はじめ

撤退基準は、聞くのが少し怖いです。始める前からやめる話をするのは、失礼な気がして。

どろん先輩

逆だと編集部は見ています。撤退基準を先に決めてある部署のほうが、続ける理由をはっきり持てます。「この期限までにこの指標に届かなければ、縮小か方向転換を検討する」と先に決めておけば、届いている限りは続ける根拠になる。決まっていないと、存続の判断がその時々の空気で下されます。

はじめ

撤退基準があっても、形だけの会社はどう見分けますか。

どろん先輩

中身と使われ方を見てください。売上だけで測るのか、検証の段階ごとに、顧客の反応や継続率のような途中の指標を置いているのか。立ち上げの初期から売上だけで測られると、検証を飛ばして売りにいくしかなくなることがあります(編集部の見立て)。基準を使って実際に計画を変えたことがあるかも、形だけかどうかの手がかりになります。

はじめ

決裁者はどう見ますか。

どろん先輩

新規事業の責任者が、どの会議で、誰の承認をもらって進めるのか。決裁者が社長や担当役員なら判断は近い。部の下の課の、そのまた下にある組織なら、1つの判断に何段の承認が要るかを聞きます。段が多いこと自体は悪くありませんが、検証の速さはそこで左右されやすい。

はじめ

最後の、既存事業との関係は。

どろん先輩

編集部の見立てでは、一番聞きにくくて、一番効く質問です。新しい事業が既存の顧客や販路とぶつかったときに、どちらを優先するか。たとえば既存の代理店が担当している顧客に、新しいサービスを直接売っていいのか。ここが決まっていないと、売り始める段階で社内から止められることがあります(編集部の見立て)。

確認すること見る点決まっていないときに起こりうること
予算出どころ(全社の枠か、事業部の利益か)と期間(単年度か複数年か)本業の業績が落ちた年に、費用の説明に追われる
撤退基準期限と指標を先に決めてあるか。売上だけか、途中の指標もあるか存続の判断がその時々の空気で決まる
決裁者誰の承認で進むか。1つの判断に何段の承認が要るか検証のたびに説明資料づくりが増える
既存事業との関係既存の顧客・販路とぶつかったとき、どちらを優先するか売り始める段階で社内から止められることがある

表の右の列は、4つが決まっていないときに起こりうることを編集部が整理したもので、統計ではありません。

はじめ

4つ全部がそろっている会社でないと、入らないほうがいいですか。

どろん先輩

そこまでは言いません。面接で答えが返ってこない項目が多いほど、入社後にその項目を自分で決めにいく仕事になりやすいと考えてください。それが嫌なら見送り、それをやりたいなら、決める権限を誰が持つのかを確かめてから入る。どちらを選んでも構いません。

4つの確認を面接で聞く質問と、答えの読み方

はじめ

面接まで待たずに、応募の前に分かることはありますか。

どろん先輩

4つのうち、予算と決裁者は見当がつくことがあります。上場している会社なら、中期経営計画や IR の資料で、新規事業への投資の枠や期間を示していることがあり、予算の出どころと期間の手がかりになります。求人票に配属先が誰の直下か書いてあったり、組織図が公開されていたりすれば、新規事業の部署がどこにぶら下がっているかで、決裁の段の数と既存事業との距離の見当がつきます。

撤退基準と、既存事業とぶつかったときの優先順位は、外の資料には出にくいと編集部は見ています。応募の前は予算と決裁者の見当で応募先を絞り、撤退基準と既存事業との関係は面接の後半で確かめる。この2段に分けると、面接で聞く量も減ります。

はじめ

面接で「撤退基準はありますか」と聞いて、正直に答えてもらえるでしょうか。

どろん先輩

その聞き方だと「あります」で終わることがあります。直近の判断を例に聞くほうが、具体的に返ってきます。たとえば「直近で、検証の結果を見て計画を変えたことはありますか。そのとき誰がどの数字を見て決めましたか」。仕組みは、過去の判断に出やすい。

予算なら「今の予算は、来期も同じ規模で続く前提ですか。見直しはどの会議で決まりますか」と聞きます。金額は答えられない会社もありますから、金額ではなく決まり方を聞く。答えが具体的でなくても、それだけで悪い会社と決めつけないでください。機密の都合もあります。

確認すること面接での質問例答えの読み方(架空の答えの例)
予算来期も同じ規模で続く前提ですか。見直しはどの会議で決まりますか「全社の投資枠で、3年分の枠があります。見直しは年1回の経営会議です」なら出どころと期間が分かる。「事業部の予算でやっています。来期は業績次第です」なら本業の数字に左右される
撤退基準直近で検証の結果を見て計画を変えたことはありますか。誰が何を見て決めましたか「半年で有料の導入が何社あるかを見て、対象の業界を絞りました」なら指標と期限がある。「特に決めていません。みんなで頑張っています」なら基準はまだ無いと読む
決裁者この部署の判断は、どなたの承認で進みますか。直近の案件ではどうでしたか承認の段の数と、承認者がその事業にどれだけ時間を割いているかを聞き取る
既存事業との関係既存のお客様や販路と重なったとき、過去にどう決めましたか「既存の代理店経由で売ると決めた」のように、実際の判断が出てくるかを見る

表の答えの例は、読み方を示すための架空のもので、実在の会社の回答ではありません。

はじめ

「みんなで頑張っています」は、ちょっと言われそうです。

どろん先輩

言われたら、それも情報です。隠しているのではなく、まだ決めていないだけかもしれません。その場合は「その基準は、入社する人が一緒に決めるのでしょうか」と続けて聞いてください。答えが「はい」なら、あなたの仕事に仕組みづくりが入るということです。

はじめ

面接官によって答えが違うこともありそうですね。

どろん先輩

あります。現場の担当者と決裁者で答えが食い違うなら、そのずれ自体が、決裁の段の多さや既存事業との距離を表していることがあります。できれば選考の途中で、決裁者か事業の責任者と話す機会をもらってください。面接では聞きにくい項目は、その会社の採用に関わる人や転職の相談先を通して、事前に確かめる手もあります。4つを聞くのは、面接の後半からオファーの前までで十分です。最初の面接から全部聞くと、尋問のようになりますから。

出身職種ごとに問われる経験と、言い換え方

はじめ

次は、私の経験がどう見られるかです。事業企画といっても、既存事業の予算管理と中期計画が中心で、0→1はやったことがありません。

どろん先輩

「0→1の経験が無いと入れない」と考えると、応募の前で止まってしまいます。新規事業の仕事を分けてみると、立ち上げの瞬間はその一部です。さっきの「DX動向2025」には、経済産業省と IPA のデジタルスキル標準にある「ビジネスアーキテクト」という人材の類型が載っていて、新規事業開発を含む取組で「目的設定から導入、導入後の効果検証までを、関係者をコーディネートしながら一気通貫して推進する人材」と説明されています。

どろん先輩

同じ報告書では、日本企業で最も不足している人材がこのビジネスアーキテクトでした。ただ、これは DX の取組で人材の類型と過不足を尋ねた調査で、新規事業の選考で何が評価されるかを調べたものではありません。人材の類型の定義として参考にはなる、という位置づけです。その定義を参考にした編集部の見立てでは、問われやすいのは0→1の肩書きより、目的を決めてから効果を確かめるまでを切れ目なく回した経験です。

はじめ

予算管理の仕事でも、そこに当てはまる部分はありますか。

どろん先輩

あるはずです。1つ聞きます。中期計画で、ある施策の目標を決めて、四半期ごとに実績と比べて、届かない施策の予算を減らす提案をしたことはありますか。

はじめ

去年、伸びない販促施策の予算を半分にして、別の施策に回す案を出しました。

どろん先輩

それは目的の設定から効果の検証、縮小の判断までを一通り回した経験です。新規事業の言葉にすると「検証の結果を見て、投資を配分し直した」。撤退基準を運用する側の経験とも言えます。縮小を提案したことは失敗談ではなく、判断の記録として話せます。

はじめ

ほかの職種から移る人だと、どうなりますか。

どろん先輩

出身ごとに、持ち込める経験と、補って説明する部分が分かれます。表は編集部の整理で、どの職種からなら入りやすいかを示す統計ではありません。

出身持ち込みやすい経験補って説明する部分
事業会社の事業企画・経営企画目標の設定、予算の配分、実績との比較、縮小の提案顧客に直接会って確かめた経験。無ければ、顧客の声を集める仕組みにどう関わったか
事業会社のPM・PMO関係部署をまとめて導入まで進めた経験、計画変更の合意何を作るかを決める側に立った経験。決めた人が別なら、その判断にどんな材料を出したか
営業・営業企画顧客の課題の聞き取り、価格や条件の交渉、販路の開拓売れなかった理由を、商品や対象の見直しに戻した経験
コンサル市場の調査、事業計画の作成、経営層との議論提案の後、実行と効果の確認まで自分が関わった範囲

はじめ

コンサルから来る人は、計画づくりで強そうですね。

どろん先輩

計画づくりは強みです。ただ、提案して終わった案件と、実行と効果の確認まで残った案件は、分けて話してください。コンサルから事業会社の新規事業へ移るときの論点はほかにもありますが、ここでは「どこまで自分が残ったか」を言えるかどうかだけ押さえれば足ります。

はじめ

PMから来る人はどうですか。

どろん先輩

関係者をまとめて導入まで進める力は、ビジネスアーキテクトの説明のうち「関係者をコーディネートしながら」の部分にそのまま当たります。編集部の見立てでは、足りないと見られやすいのは、何を作るかを自分で決めた経験です。決めた人が別なら、その判断に自分がどんな材料を出したかまで話すと、説明がつながります。PMの経験の伝え方はSIerから事業会社PMへの転職でも整理しています。

はじめ

BizDev という職種名の求人とは、別物なんですか。

どろん先輩

重なります。事業開発・BizDev の求人の中に、新規事業を立ち上げる型のものがあります。職種の型や選考の全体像はBizDev(事業開発)の転職ガイドで確かめてください。職種名が何であれ、新規事業の部署やポジションに移るときに見るのは、その席が本気かどうかと、自分の経験をどう見せるかの2つです。

応募の前に、今の仕事を検証の記録に直す

はじめ

職務経歴書には、どう書けばいいですか。

どろん先輩

業務の名前ではなく、検証の流れで書きます。目的、立てた仮説、確かめた方法、結果、次の判断。この5つを1行ずつ。以下は書き方を示すための架空の記入例です。

職務経歴書の記入例(架空)

  • 目的: 既存商品の販促費の効果を高め、翌年度の販促予算を配分し直す
  • 仮説: 店頭の販促より、既存顧客への定期的な案内のほうが購入につながる
  • 確かめた方法: 2つの施策の費用と購入件数を四半期ごとに比べ、営業部と月1回の見直しの会議を持った
  • 結果: 店頭の販促は目標に届かず、定期的な案内は目標を上回った(数字は社外秘のため、面接で範囲を説明)
  • 次の判断: 店頭の販促の予算を半分にして定期的な案内に回す案を部長会に出し、承認された

はじめ

結果の数字が出せないときは、どうしますか。

どろん先輩

社外秘なら、出せる範囲と出せない理由を言えば足ります。足してはいけないのは、確かめていない成果です。売上への効果を測っていないなら、測っていないと書く。分からないことを分からないと言えるかどうかも、検証の姿勢を示す材料になると編集部は考えています。

はじめ

新規事業はやめとけ、という話もよく目にします。正直、少し迷っています。

どろん先輩

そう言われる理由は、さっきの4つが決まっていない席の話であることが目立つ、と編集部は見ています。予算が毎年揺れる、やめる基準が無い、決裁が遠い、本業とぶつかる。だから一律に避けるのではなく、4つを確かめて、決まっていない項目を自分が引き受けるかどうかで決めてください。

はじめ

今の会社に残って、もう一度公募を受ける選択肢もありますよね。

どろん先輩

もちろんあります。比べるなら同じ物差しで。今の会社の新規事業の部署と、転職先の候補について、4つの確認を同じ表に書き並べてください。社内のほうが答えを聞きやすい分、比べる基準にもなります。自分に合う環境かで迷うなら、BizDevに向いている人の特徴で、合わない環境の見分け方も確かめられます。事業企画という今の仕事の位置づけは、経営企画と事業企画の違いで整理しています。

はじめ

年収はどう考えればいいでしょう。新規事業に移ると下がるのかが気になっていて。

どろん先輩

新規事業だけを切り出した公開統計は、見つけられていません。近い区分だと、doda の平均年収ランキング2025年版で「経営企画/事業企画」は703万円です。2024年9月から2025年8月末に doda へ登録した正社員の平均で、新規事業の部署かどうかは分かれていません。階層ごとの幅はBizDev(事業開発)の年収相場で扱っています。

どろん先輩

下がるか上がるかは、提示の内訳で見ます。基本給、賞与、株式報酬、そして事業が縮小したときに自分の席がどうなるか。最後の1つは、撤退基準と一緒に聞くと切り出しやすいです。

はじめ

まず今の仕事を5行の検証の記録に直して、4つの確認を表にしてから、応募先を探します。

どろん先輩

その順番でいいです。求人の文面で選ばず、4つの確認に返ってきた答えで選ぶ。答えの無い項目を自分で決めにいくつもりがあるなら、それも1つの選び方です。

参考データと出典

公開情報の確認日: 2026年10月20日。本文の数字は、下の出典で確かめたものだけを使っています。DX動向2025 は DX の取組に関する調査で、新規事業全般の統計ではありません。4つの確認の整理、面接の答えの例、出身別の表、職務経歴書の記入例は編集部が作ったもので、架空の例を含みます。実在の候補者や企業の回答、当社の支援実績ではありません。

データ数字・内容時点・条件
doda 平均年収ランキング(職種別)経営企画/事業企画 703万円2025年版(2025年12月1日更新)。2024年9月〜2025年8月末に doda へ登録した20〜65歳の正社員、有効回答約60万件。支給額の平均。新規事業単独の区分は無い
IPA「DX動向2025」 3.2 人材の過不足状況DX を推進する人材の「量」が「やや不足」「大幅に不足」の合計85.1%(日本)。「質」で「過不足はない」は日本3.8%、米国52.9%、ドイツ25.1%調査期間は2025年2月上旬〜3月下旬。日本・米国・ドイツの企業へのアンケートで、DX に取組んでいると答えた企業が対象
同 図表3-3・図表3-4ビジネスアーキテクトの説明。日本で最も不足している人材の類型はビジネスアーキテクト経済産業省と IPA のデジタルスキル標準(DX推進スキル標準)の人材類型で尋ねたもの。図表3-4 は、人材類型別の「量」の確保で「やや不足している」「大幅に不足している」を選んだ企業が対象
同 1.3(図表1-20)日本は米国・ドイツに比べ「新規製品・サービスの創出」などで成果が出ている割合が低く、「取組んでいない」の回答割合が高い同じ調査。DX の取組項目別の成果を尋ねたもの。DX の成果の有無を答えた企業が対象

よくある質問

新規事業への転職で、求人の本気度はどう見分ければいいですか?

予算の出どころと期間、撤退基準、決裁者、既存事業とぶつかったときの優先順位の4つを確かめます。予算と決裁者は、応募の前に求人票や中期経営計画、IR の資料、組織図で見当がつくことがあります。撤退基準と既存事業との関係は外の資料に出にくいので、面接の後半からオファーの前までに、直近の判断を例にして聞いてください。編集部の見立てでは、答えが返ってこない項目は、入社後に自分で決めにいく仕事になりやすくなります。

0→1の立ち上げ経験が無くても、新規事業のポジションに応募できますか?

応募はできます。IPA の人材の類型を参考にした編集部の見立てでは、問われやすいのは立ち上げの肩書きより、目的を決めてから効果を確かめるまでを切れ目なく回した経験です。既存事業の施策で目標を決め、実績と比べて予算を配分し直した経験も、検証の記録として説明できます。応募条件に必須の経験が書かれている場合は、それを満たすかを先に確かめてください。

新規事業はやめとけと言われるのはなぜですか?

編集部の見立てでは、予算が毎年揺れる、撤退基準が無い、決裁が遠い、既存事業とぶつかるといった、仕組みが決まっていない席の話であることが目立ちます。一律に避けるのではなく、4つを確かめ、決まっていない項目を自分が引き受けるかどうかで判断してください。

新規事業の部署に移ると、年収は下がりますか?

新規事業だけを切り出した公開統計は見つけられていません。近い区分では、doda 平均年収ランキング2025年版の経営企画/事業企画が703万円です(2024年9月〜2025年8月末に doda へ登録した正社員の平均)。実際の増減は、提示額の内訳と、事業が縮小したときの自分の席の扱いで確かめてください。

登場人物は架空です。

この記事は、PM・PdM・企画職専門の転職支援「ネコノテキャリア」と業務委託の案件紹介「ネコノテエキスパート」を運営する株式会社スナネコが、実務知見に基づいて制作しています。

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