事業企画の転職|求人を「集める・まとめる・決める」の3段で読み分け、経験に合う席を選ぶ方法

事業企画の転職で、同じ職種名の求人を「集める・まとめる・決める」の3段で読み分ける方法を解説。厚生労働省の資料をもとに経験の段を確かめる問い、決めた・止めた記録の書き方、志望動機、面接で聞く質問、年収の公開統計まで。

この記事でわかること

  • 職種名が同じでも任される段が違う求人があると編集部は見ており、自分の経験の段と応募先が任せる段を先に合わせる
  • 職務経歴書は作った資料の数ではなく、1件ごとに数字・自分の段・結論・その後と最終決定者を書く
  • 同じ段のまま移る転職は年収が横ばいになりやすいと編集部は見ており、入社後に任される段が上かを確かめる

どろん先輩

PM・企画職専門の転職エージェント「ネコノテキャリア」の中の人。オブラートに包まない物言いが持ち味で、相場も裏事情も聞かれれば正直に話す。少し口が悪い。

はじめ

BtoB SaaS企業の事業企画3年目。前職は法人営業。予実管理と料金プラン改定の試算資料を担当しており、同じ事業企画職で、計画づくりだけでなく打ち手を決める側に回れる会社への転職を考えている。

目次
  1. 事業企画の転職は、職種名より「どの段の仕事か」で選ぶ
  2. 「事業企画」の求人に混ざっている4つの中身
  3. 自分の経験がどの段にあるかを確かめる
  4. 選考では、資料の量より「決めた・止めた」記録を見せる
  5. 面接の後半で、入社後に任される段を確かめる
  6. 年収が上がる転職と、横ばいになる転職の分かれ目
  7. 参考データと出典
  8. よくある質問

事業企画の転職では、職種名が同じでも、任される仕事の範囲が同じとは限らない。厚生労働省が公開している職務の説明資料は、事業企画の担当を「情報を集めて基礎資料を作る担当者」「方針・計画を取りまとめるマネージャー」「総合的な判断や意思決定をする部門長」の3段に分けている。編集部の見立てでは、転職で先に見るべきなのは職種名ではなく、自分がどの段の仕事をしてきたかと、応募先がどの段を任せる席かの組み合わせだ。

この記事は、事業企画や営業企画・経営企画などの企画職で働いてきた人が、事業企画の求人に応募する前に、席の中身と自分の経験の段を合わせるためのものだ。新規事業の部署を狙う人は新規事業への転職で本気の部署を見抜く方法、経営企画とどちらに進むかで迷っている人は経営企画と事業企画の違いを先に読むとよい。

事業企画の転職は、職種名より「どの段の仕事か」で選ぶ

はじめ(BtoB SaaS企業の事業企画3年目)

今の会社で事業企画を3年やっています。予実管理と、料金プランを変えるときの試算資料が中心です。同じ事業企画の求人に応募すれば、経験者として見てもらえますよね?

どろん先輩(PM・企画職専門の転職エージェント)

職種名が同じだから経験者扱いになる、とは限らないです。編集部の見立てでは、事業企画という名前の求人には、数字を集めて資料にする席も、事業の方針を自分で決める席も入っている。はじめさんの3年がどちらの席の経験かで、合う応募先が変わります。

はじめ

席の違いって、会社の規模の違いみたいな話ですか?

どろん先輩

規模の話もありますが、もっと手前の話です。厚生労働省が公開している事業企画の職務の説明資料が分かりやすい。担当者は情報を集めて分析し、基礎資料を作って上司に報告する。マネージャーは上司や関係部門と協議しながら方針や計画を取りまとめる。部門長は経営層と話しながら総合的な判断や意思決定をする。この3段に分けています。

この記事では、この3段を「集める・まとめる・決める」と呼びます。事業企画の転職では、自分がしてきた仕事がどの段かと、応募先の席がどの段を任せるかを先に合わせる。編集部の見立てでは、ここが合っていない応募は、書類が通っても面接で話が噛み合わないことが多い。

はじめ

僕の予実管理は「集める」ですか。試算資料も作っていますけど。

どろん先輩

予実の数字を集めて、差の理由を書くところまでなら集める段です。試算をもとに「この料金で出す」と上司や他部門の合意を取りに行ったなら、まとめる段に足がかかっている。どこまで自分でやったかで変わるので、あとで表を使って分けましょう。

はじめ

3年いれば、自然にまとめる段になるものでもないんですね。

どろん先輩

編集部の見立てでは、年数では決まらないです。分かれ目は、合意を取りに行く場に自分が出ていたかどうか。3年ずっと資料を上司に渡すだけの人もいれば、2年目から他部門との調整を任される人もいる。同じ3年でも、職務経歴書に書ける中身はかなり違ってきます。

「事業企画」の求人に混ざっている4つの中身

はじめ

求人票を見ると、どれも「事業戦略の立案」「事業計画の策定」と書いてあって、区別がつかないんです。

どろん先輩

ここからは編集部の見立てですが、求人票の言葉は似た書き方になりがちで、仕事の中身で分けると4つに分かれます。表にしますね。

型主な仕事任される段の目安求人票で見えやすい手がかり
予実・計画管理型予算と実績の集計、差の分析、会議資料の作成集める「予実管理」「KPIレポーティング」「経営会議資料」
事業戦略型事業部の中期計画、価格や投資の打ち手の提案と合意づくりまとめる「事業部長直下」「PL改善」「価格戦略」
新規事業型新しい事業の検証と立ち上げまとめる〜決める「新規事業」「PoC」「事業立ち上げ」
営業企画寄り型販売施策・販促・営業管理の企画集める〜まとめる「営業戦略」「販促企画」「SFA運用」

表は編集部の見立てで、統計ではない。任される段の目安は、各型の主な仕事が、厚生労働省の資料の担当者(情報の収集・分析と基礎資料の作成)、マネージャー(方針・計画の取りまとめ)、部門長(総合的な判断や意思決定)のどれに近いかで編集部が当てはめた。資料は事業企画を新規事業の企画として説明しているが、この記事では予実管理や営業企画寄りの席まで含む、求人での「事業企画」の広い使われ方に当てはめている。1つの求人に2つ以上の型が混ざっていることもある。

はじめ

新規事業型だけ「決める」まで入っているんですね。

どろん先輩

少人数の会社だと、新規事業の担当がそのまま判断役になる席もあると見ているからです。新規事業の席の見分け方は別の記事で詳しく扱っているので、ここでは残りの3つを中心に話します。

はじめ

予実・計画管理型は、経営企画の求人とほとんど同じに見えます。

どろん先輩

そこは名前だけでは区別がつかないことがあります。経営企画と事業企画の求人を担当するPLの単位で見分ける話は、経営企画と事業企画の違いで書いています。この記事で気にしたいのは名前より段です。編集部の見立てでは、予実・計画管理型の席にまとめる段の人が入ると、任される範囲が狭くて、早いうちに次を探し始めることになりやすい。逆もあります。

はじめ

逆に、集める段の経験しかない人が事業部長直下の席に入ると、何が困るんですか。

どろん先輩

事業戦略型の「事業部長直下」の席だと、最初の月から合意を取りに行くことを求められやすい。資料はきれいでも、事業部長に「で、どうするの」と聞かれて答えが出ない。事業企画の転職でつまずく話の多くは、このような段のずれから来ていると見ています。

はじめ

営業企画寄り型は、僕の前職の法人営業から見ると近い気がします。

どろん先輩

近いと思います。ただ、営業企画寄り型の席は販売施策の数字が中心で、事業全体の損益を扱う場面は限られがちです。前職の営業経験を活かしたいのか、事業の損益を扱いたいのかで、選ぶ型が変わります。営業経験を活かして、提携先や新しい販路を外に取りに行く仕事に寄せたいなら、事業開発の求人も比べてください。BizDev(事業開発)の転職完全ガイドで仕事の類型を整理しています。

はじめ

求人はどこから探して、志望動機には何を書けばいいですか。

どろん先輩

入口は転職サイトの検索でも、転職エージェントでも、応募したい会社の採用ページでも構いません。どこから探す場合も、「事業企画」の一語で探すと型の違う求人が混ざって出てきやすいので、表の手がかりの言葉で絞ってください。エージェントに頼むなら、職種名ではなく「この型の、この段の席」と希望を伝えます。

志望動機は「事業企画をやりたい」ではなく、自分がしてきた段と、応募先の席の段が合う理由を書きます。そのうえで、入社後に次の段の何を任されたいかを1文足す。この記事で扱うのは、席の段と自分の段の合わせ方と、それを書類・面接・年収の判断にどう使うかまでです。事業企画の求人の多さや転職の難しさは、出典で確かめられる数字が見つからなかったので扱いません。

自分の経験がどの段にあるかを確かめる

はじめ

自分の段は、どうやって判断すればいいですか。

どろん先輩

直近1年の仕事を、自分が出た会議と、自分の名前で出した結論で分けます。資料を作った数は数えません。問いを4つにしました。

確かめる問い集める段まとめる段決める段
資料の結論の文を書いたのは誰か上司が書いた自分が書き、上司が直した自分が書き、そのまま通った
他部門との調整の場に出たか出ていない、または記録係自分が説明し、反対を受けた自分が条件を出して合意した
数字が外れたとき、次の手を出したのは誰か差の理由を報告した打ち手の案を出した打ち手を決め、予算を動かした
止めた施策はあるか無い止める案を出した止めると決めた

問いは、厚生労働省の資料の3段をもとに、編集部が転職の判断用に置き換えたもの。1つの仕事が2つの段にまたがることもあるので、一番多く当てはまる列を自分の段とする。

はじめ

料金改定の件は、試算を作って、営業部長への説明にも出ました。反対もされました。でも、最終的な結論の文は事業部長が書いています。

どろん先輩

この表で見ると、それはまとめる段の手前で、集める段と混ざっている状態です。料金改定の1件だけでまとめる段と名乗ると、面接で2件目を聞かれたときに話せる材料がありません。1件の経験だけで段を名乗らず、同じ段の仕事が直近1年に何件あるかで判断するのが安全です。

はじめ

1件しかないなら、集める段として応募するべきですか。

どろん先輩

集める段の経験に、まとめる段の1件を足して説明する、が正直な出し方です。編集部の見立てでは、予実・計画管理型の求人ならそれで材料になりやすく、面接で「次はまとめる段の仕事を任されたい」と言う根拠にもなります。

はじめ

まとめる段の席を狙うなら、今の会社で何を足せばいいですか。

どろん先輩

次の四半期の計画で、1つの部門との調整を最初から最後まで自分で持たせてもらうことです。上司には「結論の文を自分に書かせてほしい」と頼む。転職の前に段を1つ上げる材料は、今の席でも作り始められます。

選考では、資料の量より「決めた・止めた」記録を見せる

はじめ

職務経歴書には、作った資料の種類を並べていました。経営会議資料、中期計画、料金試算……。

どろん先輩

厚生労働省の資料にも、経験者採用では一定の実務経験や実績が求められると書いてある。ここからは編集部の解釈ですが、実績は資料の数ではなく、その資料で何が決まったかで見られます。資料の種類を並べるだけだと、集める段の人に見えやすい。

はじめ

「何が決まったか」は、どう書けばいいですか。

どろん先輩

1件ごとに、数字・自分の段・結論・その後の4つを1行ずつにします。

項目記入例(架空の例)
数字主力プランの解約率が、前年の同じ時期より○ポイント悪化していた
自分の段原因の分析と料金改定案の作成。営業部長への説明に同席し、反対意見を受けて条件を修正した
結論新規の契約から値上げを始め、既存の契約は1年据え置く案で合意した。最終決定は事業部長
その後半年後の解約率は○%。値上げ幅は当初案の○割にとどめた

記入例は架空で、数字は伏せた。最終決定者まで書いておくと、自分の段を盛っていないことが伝わりやすい。

はじめ

最終決定が事業部長だったことまで書くんですか。弱く見えそうです。

どろん先輩

編集部の見立てでは、事業企画の選考は、どこまで自分で決めたかを確かめる質問に時間を使うことが多い。書かずにおくと、そこで聞かれて後から説明することになり、かえって弱く見えやすい。先に書いておけば、自分の段の範囲を自分で示せます。

はじめ

止めた施策も書いたほうがいいですか。成功した話のほうがいいと思っていました。

どろん先輩

止めた話も材料になります。止める判断には、数字の読みと、関係者への説明の両方が要る。さっきの問いの表に合わせると、止める案を出した経験はまとめる段の、止めると決めた経験は決める段の証拠になる(編集部の見立て)。止めた施策を書くときは、理由と時期に加えて、自分が案を出した側か、決めた側かを書き分けてください。

はじめ

面接で「企画力」や「論理的思考力」をアピールするのは、どうですか。

どろん先輩

編集部の見立てでは、その言葉は多くの応募書類に並ぶため差がつきにくい。企画力は、さっきの4行を2〜3件見せて伝えてください。形容詞は削って、1件ずつの記録に置き換えます。

面接の後半で、入社後に任される段を確かめる

はじめ

応募先の席がどの段かは、求人票だけで分かりますか。

どろん先輩

手がかりはありますが、求人票だけでは段は確定しません。しかも、応募前に確かめる手段は限られます。編集部の見立てでは、「事業部長直下」と書いてあっても、実際は予実の集計がほとんど、という席もある。だから面接の後半からオファーの前までに、直近の仕事を例にして聞きます。

  • 直近の四半期で、この席の担当が書いた結論のうち、そのまま通ったものはありますか
  • 予算や価格を変える会議に、この席の担当は説明役で出ますか、記録役で出ますか
  • この1年で止めた施策はありますか。止めると決めたのは誰でしたか
  • 前任者はどこへ移りましたか(社内の異動か、退職か、増員の募集か)

はじめ

前任者の行き先まで聞くんですか。

どろん先輩

前任者が事業責任者に上がっていれば、その席はまとめる段から決める段に続いている見込みがある。社外に出ていれば、段が上がりにくい席だったのかもしれない。1人の例なので決めつけはできませんが、判断の材料にはなります。

はじめ

答えが曖昧だったら?

どろん先輩

曖昧なら、入社後に自分で段を取りに行く席だと考えてください。それが嫌なら見送ればいいし、取りに行く気があるなら、入社後に任される範囲をオファーの前に確かめておく。聞かれて嫌がる会社かどうかも、ひとつの答えです。

年収が上がる転職と、横ばいになる転職の分かれ目

はじめ

年収は、どれくらいを見込めますか。

どろん先輩

公開統計だと、doda の平均年収ランキング2025年版で「経営企画/事業企画」は703万円です。2024年9月から2025年8月末までに doda に登録した正社員の、有効回答約60万件をもとにした平均で、経営企画と事業企画を分けていない数字です。年代別では、20代470万円、30代684万円、40代827万円、50代以上928万円です。

年代経営企画/事業企画の平均年収
20代470万円
30代684万円
40代827万円
50代〜928万円

doda 平均年収ランキング2025年版より。登録者の申告をもとにした平均で、求人の提示額や内定時の金額ではない。

はじめ

30代と40代で、かなり差がありますね。

どろん先輩

統計が示しているのは年代ごとの平均の差だけで、理由までは分かりません。編集部としては、決める段の席に移った人が平均を押し上げている面もあると見ていますが、確かめた数字はありません。40代での転職の判断は、この記事では扱いません。

はじめ

同じ段のまま会社を変えると、どうなりますか。

どろん先輩

同じ段のまま会社を変える転職、たとえば集める段から集める段への転職は、年収が横ばいになりやすい、と編集部では見ています。段が上がる席に移るか、同じ段でも扱う事業が大きくなる席に移るかで、提示額の根拠が変わってくる。年収を上げたいなら、職種名より、入社後に任される段が今より上かを先に確かめる。

はじめ

営業企画から事業企画に移る人の場合は?

どろん先輩

同じ調査で、営業企画は601万円です。区分が違うので単純には比べられませんが、営業企画から事業戦略型の席に移るなら、販売施策を「決めた・止めた」記録を材料にしてください。経営企画の年収の幅は経営企画の年収相場で役割別に整理しています。

はじめ

業務企画をやってきた人はどうでしょう。

どろん先輩

業務企画は手順を作り直して定着させる仕事なので、数字の結論を自分で書いた経験があるかで分かれると見ています。業務企画の求人の探し方は業務企画への転職ガイドに書いています。

はじめ

最後に、今日からやることを1つだけ挙げるなら。

どろん先輩

直近1年の仕事を、さっきの4つの問いの表に当てはめて、自分の段を1つに決めることです。決めたら、その段の求人と、1つ上の段の求人に応募先を絞る。段を決めないまま求人を眺めると、どれも同じに見えがちです。

はじめ

料金改定の件を4行に直して、まとめる段の仕事が何件あるか数えてみます。

参考データと出典

事業企画だけを切り出した公開統計は見つけられていない。以下は、2026年10月21日に開いて中身を確かめた資料。

データ中身時点・条件
厚生労働省「職種:経営戦略 職務:事業企画」(Word文書)事業企画の仕事を、社内外の情報を収集・分析し、収益性・採算性等を考えながら新規事業に関する方針・計画を企画立案することと説明し、経営トップへの情報提供や意思決定サポートの機能も持つとする。担当者(情報の収集・分析と基礎資料の作成)、マネージャー(方針・計画等の取りまとめ)、部門長(総合的な判断や意思決定)の3段。経験者採用では一定の実務経験や実績が要求され、MBA等が有利になる場合があるとする作成年は文書から確認できなかった。資料は事業企画を新規事業の企画として定義しており、求人の「事業企画」の使われ方より範囲が狭い。本文の「集める・まとめる・決める」の呼び方と問いの表は、この資料をもとに編集部が置き換えたもの
doda 平均年収ランキング(職種別、2025年版)経営企画/事業企画 703万円(20代470万円、30代684万円、40代827万円、50代〜928万円)。営業企画 601万円2024年9月〜2025年8月末に doda に登録した20〜65歳の正社員、有効回答数約60万件。登録者の申告をもとにした平均で、経営企画と事業企画を分けていない。求人の提示額や内定時の金額ではない

求人の4つの型、段を確かめる問い、面接で聞く質問、志望動機の組み立て方は、上の資料をもとにした編集部の見立てで、統計ではない。

よくある質問

事業企画への転職で、経験者として評価されるのは何ですか?

編集部の見立てでは、職種名や年数より、どの段の仕事をしてきたかが見られます。厚生労働省の職務の説明資料は、事業企画の担当を、情報を集めて基礎資料を作る担当者、方針・計画を取りまとめるマネージャー、総合的な判断や意思決定をする部門長の3段に分けています。職務経歴書では、1件ごとに数字・自分の段・結論・その後を書き、最終決定者も書いてください。

事業企画の求人は、どう見分ければいいですか?

編集部の見立てでは、予実・計画管理型、事業戦略型、新規事業型、営業企画寄り型の4つが、同じ「事業企画」の名前で出ています。求人票の言葉で見当をつけ、面接の後半からオファーの前までに、この席の担当が書いた結論がそのまま通ったことがあるか、予算や価格を変える会議に説明役で出るかを聞いて確かめてください。

事業企画に転職すると、年収は上がりますか?

公開統計では、doda 平均年収ランキング2025年版の経営企画/事業企画が703万円です(2024年9月〜2025年8月末に doda に登録した正社員の平均で、経営企画と事業企画を分けていない数字)。編集部の見立てでは、同じ段のまま会社を変える転職は横ばいになりやすいので、入社後に任される段が今より上かを先に確かめてください。

まとめる段の経験が1件しかありません。応募してもいいですか?

応募はできます。1件だけでまとめる段と名乗らず、集める段の経験に、まとめる段の1件を足して説明するのが正直な出し方です。並行して、今の会社で1つの部門との調整を最初から最後まで持ち、結論の文を自分で書く仕事を増やしてください。

登場人物は架空です。

この記事は、PM・PdM・企画職専門の転職支援「ネコノテキャリア」と業務委託の案件紹介「ネコノテエキスパート」を運営する株式会社スナネコが、実務知見に基づいて制作しています。

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