業務委託の炎上案件の見分け方|PM・PMOが参画前の面談で聞く質問と、入るなら契約に書くこと
業務委託の炎上案件を見分けたいPM・PMO向けに、案件の説明と面談の言葉に出るサイン、参画前の面談で聞く七つの質問、炎上と分かって入るときに契約へ書く役割と決め方、参画後に分かったときの進め方を解説します。
この記事でわかること
- 面談では、外部の人を今入れる理由、前任者の有無と期間、当初の期限と今の見通しの三つを先に聞く
- 炎上と分かって入るなら、業務の内容と決める人の欄に、診断・計画・推進の役割と計画を承認する人を書いておく
- 最初の2週間は推進より現状の診断にあて、入った時点の状態を発注者と同じ文書で確かめる
どろん先輩
PM・企画職専門の転職エージェント「ネコノテキャリア」の中の人。オブラートに包まない物言いが持ち味で、相場も裏事情も聞かれれば正直に話す。少し口が悪い。
はじめ
SIerでPMを10年務めたあと独立して2年目。基幹システム刷新の推進を担ってきた今の契約が来月で終わり、次の案件の面談が2件決まった。前の案件では、参画してから遅れと積み残しを知り、立て直しを想定していない条件のまま引き受けてしまった。
目次
業務委託の炎上案件を見分けたいPM・PMOに、編集部の考えを先に書いておく。見分ける手がかりは、案件の説明の言葉(即日・前任者の離任・「推進支援」だけの記載)と、面談での三つの質問への答えに出る。見分ける目的は、炎上している案件を避けることではない。炎上していると知らされたうえで入るか、知らされずに通常の案件として入るかで、参画したあとの苦しさが変わる。参画前の面談では、外部の人を今入れる理由、前任者の有無と担当した期間、当初の期限と今の見通しの三つを聞く。答えから炎上が見えたら、入るかどうかを決め、入るなら役割を「業務の内容」に、期間・決める人・範囲の変更の決め方もそれぞれ契約に書いておく。
業務委託の炎上案件は、避けるより「知らされて入る」かを確かめる
はじめ(独立して2年目のフリーランスPM)
SIerでPMを10年やって独立し、2年目です。今の契約が来月で終わり、次の案件の面談が2件決まりました。前の案件では、入ってから遅れと積み残しを知って、立て直しの前提がない条件のまま3か月走りました。次は炎上案件を見分けて避けたいんです。
どろん先輩(PM・企画職専門のエージェント)
避けたい気持ちは分かります。ここからは統計ではなく編集部の見立てですが、外部のPMやPMOに声がかかる案件には、遅れや混乱を抱えたものも混ざります。それを全部避けると、選べる案件が減るかもしれません。参画したあとに苦しくなるのは、炎上していたこと自体より、通常の推進の条件で立て直しを引き受けてしまったときです。
はじめ
前の案件がまさにそれでした。契約書には「プロジェクト推進支援」としか書いていなくて、やることだけが増えていきました。
どろん先輩
役割も期間も、順調な案件の前提で決まっていたわけですね。炎上案件を見分ける目的は、避けることより、炎上を知ったうえで条件に反映させることに置いてください。知らされていれば、断ることも、条件を変えて入ることも選べます。
フリーランスPMはやめとけと言われる理由の記事で触れた「知らずに入る」を防ぐ手順は、案件の説明と面談の言葉からサインを拾う、面談で聞き返す、炎上と分かって入るなら契約に書く、入って最初の2週間で現状を成果にまとめる、の四つです。
案件の説明と面談の言葉から、聞き返すサインを拾う
はじめ
案件の説明を読んだ段階で、何か分かりますか。
どろん先輩
決め手にはなりませんが、聞き返すきっかけは拾えます。この節の表は編集部の見立てで、1つ当てはまるだけで炎上とは決めないでください。急ぎの募集は、単に予算が決まったばかりということもあります。
| 案件の説明・面談で出る言葉 | 考えられる状況(編集部の見立て) | 面談で聞き返すこと |
|---|---|---|
| 「来週から入れる方」「即日」 | 予定していた人が抜けた、遅れが表に出た、予算が急に付いた、のどれか | なぜ今のタイミングなのか。前任者はいたか |
| 「立ち上げは済んでおり、推進をお願いしたい」 | 計画や要件が固まっていないまま進んでいることがある | 要件と計画は、誰がいつ承認したか |
| 「前任の方は都合により離任」 | 体制の問題か、前任者の個人的な事情か、説明だけでは区別できない | 前任者は何か月いて、何を引き継げるか |
| 「PMO業務全般」「推進支援」とだけ書かれている | 何を任せたいか発注者側でもまとまっていない | 最初の1か月で、何ができていれば合格か |
| 面談に、決める立場の人が出てこない | 入ったあとも、判断を仰ぐ相手に会いにくい | 予算と期限を決めているのは誰か。週次で会えるか |
はじめ
表の中で、特に気にしたほうがいい行はありますか。
どろん先輩
公的な調査の数字で読み方を支えられるのは、「PMO業務全般」「推進支援」とだけ書かれている行です。法律の施行前の調査ですが、公正取引委員会と厚生労働省の2024年5〜6月の調査では、直近1年程度に業務委託を受けたフリーランス782件のうち、仕事の内容を変えられて生じた費用を負担してもらっていないことがあると答えたのは21.1%、やり直しで生じた費用を負担してもらっていないことがあると答えたのは13.7%でした。PMやPMOに限った数字ではありません。
ここからは編集部の解釈ですが、炎上している案件では計画も範囲も途中で変わりやすいので、頼まれた中身が「推進支援」とだけだと、何が変更に当たるのかを話し合う足場がなくなります。この行に当たったら、「最初の1か月で、何ができていれば合格か」を必ず聞き返してください。
はじめ
表の「前任者」は、聞いても答えてもらえるものですか。
どろん先輩
理由まで話せない事情はあります。それでも編集部の見立てでは、いたかどうか、何か月いたか、引き継ぎの資料があるか、は事情を話さなくても答えやすい質問です。そこがぼかされたら、そのこと自体を判断材料にしてください。
はじめ
エージェントを通した案件だと、面談の前に聞ける機会がほとんどないんです。
どろん先輩
なら、面談の前にエージェントの担当者へ文面で質問を預けてください。前任者が何か月いたか、予算と期限を決めているのは誰か、のように発注者の社内で確かめる質問は、担当者に預けると答えが返ってきやすくなります。外部の人を今入れる理由や、当初の期限と今の見通しは、面談で相手の言葉で聞いたほうが答え方まで読めます。答えが返ってこなかった項目も、面談でそのまま聞けばいい。どちらにしても、聞いた質問と答えを文面に残しておくと、契約の話のときに使えます。
参画前の面談で聞く質問と、答えから読むこと
はじめ
面談では、だいたい自分の経歴を話して終わってしまいます。聞く側に回るなら、何を聞けばいいですか。
どろん先輩
次の七つです。上の三つが炎上の有無、下の四つが、入ったあとに立て直しを任されるかどうかに関わります。答えの読み方も、ここでは編集部の見立てとして書いておきます。
| 面談で聞く質問 | 答えから読むこと(編集部の見立て) |
|---|---|
| 外部のPM・PMOを、今のタイミングで入れる理由は何ですか | 「計画どおりに人を足す」なら通常の推進。「遅れを取り戻したい」なら立て直しの役割になる |
| 前任の方はいましたか。何か月担当し、何を引き継げますか | 短い期間で交代が続いているなら、体制か範囲に問題がある可能性がある |
| 当初の期限と、今の見通しはどうなっていますか。期限は動かせますか | 見通しを数字で話せないなら、現状を誰も把握していない可能性がある |
| 開発会社との契約は請負ですか、準委任ですか。仕様の変更はどう決めていますか | 変更の決め方が無いまま請負で発注していると、範囲をめぐる争いを抱えていることがある |
| 私が決めてよい範囲と、決める人は誰ですか | 決める人がいないまま外部の人に推進を任せると、責任だけが移りやすい |
| 最初の1か月で、何ができていれば合格ですか | 答えが「全体をうまく回してほしい」だけなら、期待が測れない |
| 契約期間と更新の単位はどうなっていますか | 立て直しを頼むのに初回の期間が短い場合は、更新で様子を見る前提か確かめる |
はじめ
七つ全部を聞くと、面談の時間が足りなくなりそうです。
どろん先輩
上の三つを優先してください。編集部の見立てでは、炎上しているかどうかの手がかりは、この三つの答えに出やすいと考えています。時間が残れば「最初の1か月で何ができていれば合格か」も聞くと、自分が何を任されるかが見えてきます。残りは条件の話のときに聞き直せます。
はじめ
聞きすぎて、面倒な人だと思われませんか。
どろん先輩
聞き方次第です。「入ったら最初に何をすべきか決めたいので」と目的を添えれば、詮索ではなく準備として受け取られやすくなります。編集部の見立てでは、外部の推進役を探している発注者にとって、状況を確かめてから入ろうとする人は、むしろ任せやすい相手に見えることもあります。
はじめ
答えから炎上していると分かったら、そこで断るべきですか。
どろん先輩
断るかどうかは、あなたが立て直しを仕事として受けたいかどうかで決めてください。前の案件で苦しかったのは立て直しそのものですか、それとも条件が合っていなかったことですか。
はじめ
条件のほうだと思います。立て直しは、SIerにいたころも何度かやってきました。
どろん先輩
なら、入る選択肢を残したまま、条件の話に進めばいい。契約の前に何を書いておくかが、次の話です。
炎上と分かって入るなら、契約に役割と決め方を書く
はじめ
契約書は、発注者が出してくるひな形をそのまま使うことがほとんどです。
どろん先輩
それでも「業務の内容」の欄は、空けたままにしないでください。フリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス法)では、発注事業者がフリーランスに業務委託をしたら、業務の内容、報酬の額、支払期日などの取引条件を、書面などで直ちに示すことになっています。PMの業務委託で契約の前に確かめる項目全体は、PMの業務委託で契約前に確かめる7項目にまとめています。ここでは炎上案件に絞って、何を書くかを話します。
はじめ
法律で示すことになっているなら、受け取る側が気にしなくても大丈夫なのでは。
どろん先輩
法律の施行前の調査ですが、明示されないことが珍しくなかったことは数字にも出ています。法律の施行(2024年11月)より前の状況を調べた、公正取引委員会と厚生労働省の2024年5〜6月の調査では、直近1年程度に業務委託を受けたフリーランス782件のうち、取引条件を明示されなかったことがあると答えたのは44.6%でした。案件の説明の節で触れた21.1%と13.7%も、同じ調査の同じ782件の数字です。施行後も、受け取る側が中身を確かめる意味は変わりません。
この調査は事業者団体の会員などに答えてもらったもので、無作為に選んだ人の調査ではありません。PMやPMOに限った数字でもありません。施行後に明示がどれだけ行われているかは、この調査からは分かりません。
はじめ
どう書けばいいんですか。
どろん先輩
架空の記入例で比べます。金額は伏せます。
| 契約の項目 | 通常の推進を想定した書き方(架空の記入例) | 炎上と分かって入る場合の書き方(架空の記入例) |
|---|---|---|
| 業務の内容 | プロジェクト推進支援 | 最初の2週間: 現状の診断(進捗・課題・体制)と立て直し計画の案の作成。3週目以降: 承認された計画に沿った推進と週次の報告 |
| 決める人 | 記載なし | 計画の承認と範囲の変更は発注者の責任者が決める |
| 期間 | 3か月、以後3か月ごとに更新 | 初回は診断と計画づくりを含めた期間にし、計画の承認後に期間を決め直す |
| 範囲の変更 | 記載なし | 業務の内容を変えるときは、変更の範囲と報酬を文面で取り決めてから着手する |
| 月額 | ○万円 | ○万円(立て直しの役割を前提にした額) |
はじめ
最初の2週間を診断にあてる、というのはなぜですか。
どろん先輩
入った時点の状態を、あなたの成果物として記録に残すためです。どこまでが入る前からあった遅れで、どこからが入ってからの進み具合かを、発注者と同じ文書で確かめておけば、あとで責任の線を引きやすくなります。
はじめ
法律で、範囲の変更は禁止されているんじゃないんですか。
どろん先輩
リーフレットで禁止行為として挙げられているのは「不当な給付内容の変更・やり直し」で、従業員を使っている発注事業者が1か月以上の業務委託をした場合が対象です。変更があれば何でも違反になる、という書き方ではありません。変更が「不当」に当たるかを話し合う前提として、何を頼まれていたかを文面に残しておくことが要ります。自分の契約に当てはまるかどうかは、個別に専門家に相談してください。
はじめ
立て直しの役割を前提にした月額、というのは上げられるものですか。
どろん先輩
金額の交渉そのものは、フリーランスの単価交渉の記事で、業務範囲の書き直しと金額を同じ文面で出す進め方を書いています。参画の前なら、役割が通常の推進と違うことを根拠にできます。上がるかどうかは発注者の予算次第なので、上がらなかったときは、範囲を絞るか期間を短くするかで釣り合いを取ってください。
入って最初の2週間で、現状の診断を成果にする
はじめ
契約に書けたとして、入ってから何をすればいいですか。
どろん先輩
最初の2週間は、推進より診断です。編集部の見立てでは、炎上と分かって入った案件でも、最初の週から前任者のやり方を引き継いで会議を回し始めると、いつの間にか遅れの責任まで引き継いだように見られます。
はじめ
診断では、何を見るんですか。
どろん先輩
少なくとも次の四つを、発注者の責任者と同じ文書で確かめてください。
- 当初の期限と、今の進み具合から見た見通し
- 決まっていない要件と、誰が決めるか
- 開発会社との契約の範囲と、変更の決め方
- 体制(誰が何を担当し、誰が抜けたか)
どろん先輩
立て直しそのものの進め方は、プロジェクト炎上の立て直し方にまとめています。ここでは、業務委託の立場で入った時点の状態を成果物として残し、受託した側が自分の責任の線を引くための診断に絞ります。
はじめ
診断の結果、手に負えないと分かったら?
どろん先輩
2週間の診断で計画の案を出し、承認されなければ立て直しには進まない、という区切りを最初に置いておくと判断しやすくなります。途中で終えるときの条件は、まず契約書の解除の条項で決まります。条項が無い・足りない場合は民法の規定(準委任なら原則いつでも解除できるが、時期によっては損害賠償になりうる)も関わるので、署名する前に読んでください。法律の30日前の予告は、従業員を使っている発注事業者が、6か月以上の業務委託を途中で解除したり更新しなかったりするときの原則としての義務で、あなたが辞めるときの決まりではありません。
はじめ
診断の結果を出したら、むしろ発注者に嫌がられませんか。
どろん先輩
嫌がられたなら、それも一つの答えです。現状をはっきり書いた報告を受け取れない発注者のもとでは、立て直しの役割は果たしにくいと考えてください。そのときは、更新の時期に次の案件へ移る準備を始めればいい。次の案件の探し方は、フリーランスPMの案件の取り方にまとめています。
はじめ
前の案件のように、入ってから炎上と分かったときは、今からでもできることはありますか。たとえば更新のときに、業務の内容を書き直してもらうとか。
どろん先輩
できます。前の案件で欠けていたのは、立て直しを頼まれていると双方が文面で認めることでした。まず上の四つの診断を、入った時点の状態として発注者の責任者と同じ文書で確かめてください。どこまでが入る前からの遅れかが文面になれば、それが取り決め直しの足場になります。
はじめ
立て直しを頼まれたら、更新まで待つしかないですか。
どろん先輩
更新を待たずに、業務の内容と報酬を文面で取り決め直すよう申し出てください。業務の内容を記入例のように診断・計画・推進に分けて書き直し、立て直しの役割に見合う額を同じ文面で出します。応じてもらえないまま途中で終えるなら、解除の条項を確かめるところからです。
はじめ
次の面談2件では、最初に何をすればいいですか。
どろん先輩
外部の人を今入れる理由、前任者の在任期間、当初の期限と今の見通しの三つは、面談で直接聞いてください。答えの中身だけでなく、どこをぼかしたかも、その場でメモしておけば聞き返すことが決まります。
参考データと出典
数字と法律の中身は、編集部が2026年10月22日に資料を開いて確かめた。実態調査の数字はフリーランス法の施行前の状況で、施行後の実態を示すものではない。面談での質問、言葉の読み方、記入例は編集部の見立てと架空の例で、統計ではない。
| データ | 本文で使った中身 | 時点・条件 |
|---|---|---|
| 公正取引委員会・厚生労働省「フリーランス取引の状況についての実態調査(法施行前の状況調査)結果」 | 取引条件を明示されなかったことがある44.6%。給付内容の変更により生じた費用を負担してもらっていないことがある21.1%。やり直しにより生じた費用を負担してもらっていないことがある13.7% | フリーランス法の施行(2024年11月1日)より前の状況の調査。2024年5月27日〜6月19日のWEBアンケート(2024年10月18日公表)。関係府省庁から登録された事業者団体等の会員等が対象で、回答5,300件のうち、直近1年程度に業務委託を受けたフリーランス782件が母数。無作為に選んだ調査ではなく、PM・PMOに限った数字ではない |
| 公正取引委員会・中小企業庁・厚生労働省 リーフレット「フリーランス・事業者間取引適正化等法」 | 取引条件の明示(業務の内容、報酬の額、支払期日など)。従業員を使う発注事業者の1か月以上の業務委託での7つの禁止行為(不当な給付内容の変更・やり直しを含む)。従業員を使う発注事業者が6か月以上の業務委託を中途解除・不更新するときの30日前の予告 | 2024年11月1日施行、令和8年1月改訂版。対象のフリーランスは従業員を使用しない事業者。契約の名前が業務委託でも、働き方の実態が労働者なら労働基準法などが適用される。個別の契約が当てはまるかは専門家に相談 |
よくある質問
業務委託の炎上案件は、参画前に見分けられますか?
案件の説明だけでは決められませんが、手がかりはあります。説明の言葉(即日・前任者の離任・「推進支援」だけの記載)を拾い、面談で外部の人を今入れる理由、前任者の有無と期間、当初の期限と今の見通しの三つを聞いてください。答えがぼかされるかどうかも判断材料にし、1つのサインだけで炎上とは決めないでください。
炎上案件と分かったら、断ったほうがいいですか?
一律に断る必要はありません。編集部の見立てでは、苦しくなるのは、立て直しを通常の推進の条件で引き受けたときです。立て直しを仕事として受けるなら、役割を「業務の内容」に、期間・決める人・範囲の変更の決め方もそれぞれ契約に書いてから入ってください。
炎上案件に入るとき、契約書には何を書けばいいですか?
業務の内容を「推進支援」とだけにせず、最初の2週間の現状の診断と計画の案の作成、承認後の推進、のように役割を分けて書きます。決める人の欄には計画の承認と範囲の変更を決める人を、期間の欄には計画の承認後に期間を決め直すことを、範囲の変更の欄には範囲と報酬を文面で取り決めてから着手することを書いておきます。自分の契約が法律に当てはまるかは専門家に相談してください。
参画したあとで炎上と分かったら、どうすればいいですか?
まず現状の診断(期限の見通し、決まっていない要件、開発会社との契約の範囲、体制)を、入った時点の状態として発注者の責任者と同じ文書で確かめてください。立て直しを頼まれるなら、更新を待たずに業務の内容と報酬を文面で取り決め直すよう申し出ます。途中で終えるときの条件は、まず契約書の解除の条項で確かめ、条項が無い・足りない場合は民法の規定も関わるので専門家に相談してください。
登場人物は架空です。
この記事は、PM・PdM・企画職専門の転職支援「ネコノテキャリア」と業務委託の案件紹介「ネコノテエキスパート」を運営する株式会社スナネコが、実務知見に基づいて制作しています。